こんにちは!ヘイストです!
この記事では僕が思う、時間の捉え方、ヘイストの本質を伝えようと思います!
この記事を読むことで少しでも時間を大切に使えるようになれたら、この上ない幸せです。
この世で一番平等なものとは
突然ですが、この世に生きる人でみんなに平等なものはなんでしょうか?
いろいろな考えが思いつくかもしれません。
しかし僕にはこれしか思いつきません。
今日1日という時間です。
これより平等なものはありません。
1日に与えられる時間はみんな24時間です。
どんなお金持ちであろうと、権力者であろうと今日もらえる時間は24時間で平等です。
この平等な1日の積み重ねによって今があります。
そしてこれからの1日の積み重ねによって未来があります。
タイムマシンなんてありません。
過去に行ってやり直すことはできませんし、
未来に行ってこの先を知ることもできません。
そして今日という1日さえ今後2度と訪れません。
今日という時間を大切に使えない僕たち
僕たちはこれまでに何千回、何万回と過ごしてきました。
しかしつい「明日がんばればいいや」と自分に言い聞かせてしまいます。
多くの人は大切なはずの今日という時間の使い方があまり上手ではないのです。
1日あれば、なんでもできる気もするし、なんにもできない気もする。
何かを成し遂げるには短すぎるし、何もしないには長すぎる。
僕らは1日という時間単位をはかり損ね、つい持て余してしまうのです。
1日を分割せよ
さて、1日をもっと上手く扱うにはどうすればいいのでしょうか?
1日という時間は多くの人にとって集中、意識するには長すぎます。
哲学者デカルトはいいます。「困難は分割せよ。」と
1日を持て余してしまうのであれば僕らが処理できる単位まで細かくする必要があるのです。
睡眠時間はノーカウント
24時間である1日をどう分割し、捉えなおせばいいのでしょうか?
まず、僕らが意識して使える時間を探しましょう。
意識して使えない時間は頭の隅に一旦置くのです。
その時間とは睡眠時間です。
眠っている間は意識して時間を使えませんよね?
睡眠学習のプロというのならともかく。
では、僕らは睡眠に何時間使うべきなのでしょうか。
いろいろな説がありますが、8時間前後は必要とされています。
それより長くても短くても健康を損ない、寿命を縮めるリスクがあるのです。
今回はレム睡眠とノンレム睡眠のサイクル1.5時間の倍数、7.5時間としましょう。
24時間から睡眠時間の7.5時間を引くと残りは16.5時間です。
16.5時間はほぼ1000分
16.5時間はパッとしません。
8時間労働であれば半分が職場に持って行かれているんだな、とわかる程度です。
16.5時間をもっとわかりやすく捉えるため、分に直してみましょう。
60 × 16 + 30 = 990分
ほぼ1000分です。
僕らが集中できる時間
区切りのいい数字を出すことができました。
さらに分割していきましょう。
ここで、僕らが意識できる、集中できる時間について考えましょう。
一説によると多くの人がまとまって集中できる時間は60分以内と言われています。
60分以内が集中できる時間と考えると一番扱いやすいのは10分間でしょう。
10分は普段の生活でも扱いやすい単位です。
そして1000分を10分で割ると100という扱いやすい数字がまた現れます。
10分間を100回過ごすと1日が終わる、1日はRPG?
この計算からわかることは
10分間を100回積み重ねると僕らの1日は終わります。
10分間は1日の1%にあたるのです。
ロールプレイングゲームでHP100と考えると実感しやすいでしょうか?
僕らは朝起きてから10分ごとにHP1削られて0になったら眠りに入る。
これを毎日繰り返しているのです。
ただ僕はこの例えがあまり好きではありません。
ダメージを受けるってイメージするだけでなんだか少し嫌な気分になります。
朝の目覚ましに10分スヌーズ、1のダメージ
朝食と準備に20分、2のダメージ
通勤に40分、4のダメージ
8時間労働、48のダメージ
2時間残業、12のダメージ
家まで40分、4のダメージ
・・・
考えるだけで身体と精神が削られます。
しかも時間は虚空に消え去っているようにも感じます。
10分間は綺麗なガラスの立方体
そこで提案したいのが
「綺麗なガラスの立方体」をイメージすることです
大きさは手のひらに収まるくらい。
中身はカラで透き通っています。
このガラスの立方体を10分間、つまり1日の1%とイメージするのです。
10分毎に1つ生み出されるガラスの立方体。
好きな色や思いつく色で塗ってもいいです。
よろこびやかなしみといった感情を満たしてもいいです。
その時の風景や自分の記憶、頑張る姿を映してもいいです。
自分だけのガラスの立方体をイメージするんです。
それを10分ごと作っては並べるのです。
そのガラスの立方体が10×10、100個並んだものが今日という1日なのです。
ガラスの立方体が作るモザイクアート
ちょっと離れてみるとおそらく1日の全体像がモザイクアートのように見えるはずです。
隣をみると昨日のモザイクアートがあります。
その隣には一昨日、向こうには1ヶ月前、1年前、10年前のモザイクアートがあるかもしれません。
もしかしたらくすんでいたり、場所がわからなくなっていたり、埃まみれになっているかもしれません。
でも確実にあったいつかの今日なのです。
もし写真や日記、思い出話というきっかけがあればそのモザイクアートの近くに行くことができます。
ガラスの立方体を取り出して眺め、思いを寄せることもできます。
もし過去全体を見渡したときには人生を総括するようなモザイクアートが見えるかもしれません。
それはもしかしたらこの世を去るときに見る走馬灯に似ているかもしれません。
人生を振り返ったときに美しい、満足したと思えるモザイクアートにしたいですね。
今日という1日を大切にする
さて、話が壮大になりすぎました。
話を戻しましょう。
今日という1日を大切にするには、
まずはその1%を大事にすることから始まります。
今まさに生み出されている10分間というガラスの立方体を大切にする、ということです。
もしかしたら今まで、ガラスの立方体を
粗末に扱ったり、
誰かに使わたり、
何かに盗まれていたかもしれません。
仕事や家事、育児、勉強などどうしても使わざるを得ない10分間たちもあるでしょう。
しかしどんな10分間であろうと、
主体的に、意識的に生きればガラスの立方体は輝きを放ちます。
今この10分で何ができるのか。何を残し、与えられるのか。
これを突き詰めたときに人生は輝きを取り戻すはずです。
今を大切に生きる
アドラー心理学でも
「今に強烈なスポットライトを当てよ」と言います。
過去にも未来にも囚われず、今に集中するのです。
どうしたら今に集中できるのか。
目の前のガラスの立方体に込めるのです。
なんでもいいんです。心でも愛でも魂でも。
ガラスの立方体を満たすつもりで何か行動をしていれば今を大切に生きています。
なんならその対象でさえ、ガラスの立方体でなくてもいいんです。
ガラスの立方体はあくまでイメージです。
10分が1日の1%という感覚を掴んでもらうためのイメージです。
目の前にいる家族でも、やっている仕事でも、作っている作品でもなんでもいいんです。
目の前のことを大切にするという思いを注いだとき、今を大切に生きられるのです。
この世に生きる人で最も平等であること
この世に生きる人で最も平等であることは、1日24時間と言いました。
そして最後にもう1つ思いつきました。
この世に生きる人で最も平等であることは「今を生きていること」でしょう。
違いは今を大切に生きているかどうかです。
今を大切に生きることがヘイストの本質です。
今より若いことは今後ありません。
今が人生で一番若いんです。
今を大切にしてあげてください。
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